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塾屋の本懐

by 宮脇慎也

外の世界へ

指導する塾講師の世界が狭ければ、指導される子ども達がかわいそう。

と、私の尊敬する塾講師の方が言っていました。

その通りだと思います。

塾屋さんというのは、他の業界に比べ恵まれたところがたくさんある業種です。

はっきり言って、勉強不足の人でもそれなりに務まるのがこの業界。

だから、気がついたら、自分の塾に閉じこもってしまう先生もしばしばいらっしゃいます。

これは怖いと思います。

意識的に外に出る習慣を持たないと、家と塾との往復で終わってしまいがちなんですよね。

それではいけないと、私自身、なるだけ外の世界に出かけるようにしています。

自分の塾の中だけでなく、自分の塾の外へ。

広島県の中だけでなく、広島県の外へ。

塾業界の中だけでなく、塾業界の外へ。

そうやって世界を広げる中でご縁をいただいたのが、西野亮廣さんの講演会だったりします。

いずれにせよ、そうやって自分の知見を広げ続けようと意識するからこそ、様々な世界に飛び立とうとする生徒達をかろうじて指導することができると言えます。

100人の生徒が100通りの進路を歩むというのに、自分が一つの世界のことしか知らないのであれば、きっとほとんどの子に何も言えないですからね。

塾屋の本懐

ただ、そうやって外の世界とのつながりを持つようになると、特に最近ですが、多くの方から様々なご提案をいただきます。

あれをやってみないか?

こんなことも意義があるよ?

と。

今日は、「メルマガを出してみないか?」と、「電子書籍に挑戦してみませんか?」というご提案を別々にいただきました。

どちらも魅力的なお誘いで、大変ありがたいことですが、お断りしようと思います。

というのも、私は塾屋さんでありたいからです。

塾屋はやはり目の前の子供達を志望の道へ導いてこそ塾屋です。

ここ最近の講演会事業はそれにつながると確信していますが、今、私が手がける活動は全てその目的にかなっていなければいけません。

確かに、世界は広ければ広いほどいい。

とは言え、本来の道を見失うようでは元も子もありません。

メルマガや電子書籍は、現段階ではその目的に適うものではないようです。

自分の世界は広げ続けるけれど、塾屋さんとして本来の目的を見失わず、目の前の子ども達に全力を傾ける。

そんな塾講師であろうと思います。

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