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鉛筆の持ち方と左利き

by 宮脇慎也

今日は、小学生のお子さんをお持ちの方にお伝えしたい内容。
14年間塾の先生をやってきて、一定数出会った生徒の話です。


「字を綺麗に書ける」

というのは、一定の成績を取る生徒にとっては必須条件みたいなものですね。
いや、「綺麗に」というのは語弊があるかな。
きちんと整理がついた字を書くべき時に書ければ、問題ありません。
そのためには鉛筆の持ち方がきちんとしていなければならない。
そんな常識があると思います。


鉛筆の持ち方と左利き

しかし、その鉛筆の持ち方がびっくりするくらいおかしな生徒は、各学年に2、3人は必ずいます。

ただ、その子たち全員の字が汚いかと言えば、そんなこともありません。
勉強ができるための条件とも言われる「きれいで、正確で、小さな字」を、そのおかしな持ち方で書く生徒もいます。
私からすると不思議で仕方ないですが、私は書き方教室の先生ではないので、字がきちんとしている場合に限り黙認しています。

一方、鉛筆を左利きで持つ生徒は現在では当たり前になりました。
字というものが右利きで書くようにできている以上、左利きはそれだけでハンデを背負っている、と以前なら思っていました。

が、これまた「特にそうでもない」というのが、現在の私の結論です。
右利きの私からすると確かに字を書くのがつらそうに見えるのですが、当の本人たちは苦にしていないようですね。
右利きだから、左利きだから、という理由で、成績に変動があるようには思えません。


両方揃うと

しかし、ですよ。

左利きで鉛筆の持ち方がかなりおかしい生徒は、字が壊滅的に汚い。

きれいな字を書く意思がない、ではなくて、書こうとしても書けないのです。

こうなると、大幅な成績上昇はかなり難しい。
本人は一生懸命勉強しているつもりでも、理解したことを紙に表現する術を持っていないのです。
あるいは、頭の整理をつけようと書いても、整理がつかないのです。
さらには、覚えたつもりであっても、細かな部分が抜けていたり、間違っていたりするのです。

これは大きな、大きすぎるハンデです。

左利きであっても、鉛筆の持ち方がおかしくても、綺麗に字が書け、それが成績に影響しない生徒は確かに多くいます。
しかし、両方の条件がそろうと、なかなか難しい。

ですから、特に小学生のお子さんをお持ちの方にお願いします。

小学生のお子様がもしこの条件に当てはまるのであれば是が非でも直してあげてくださるようお願いします。

もちろん、中学生であってもどうにか直そうと私もしますが、長年しみついた癖はそう簡単に直りません。
そういう生徒がどうにか成績を上げようとして、上げられないのを見ると、不憫でならないのです。


宮脇慎也
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